SHAKER KITCHEN

Vol.01 | U様邸(軽井沢)

an EXAMPLE

キッチン実例

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私達がU様のご自宅に訪れたのは秋深まる10月中旬。ご自宅のある軽井沢は、青い葉がゆっくりと赤く色づきはじめていました。U様が鎌倉の弊社ショールームに来店されたのは昨年夏ごろ。そしてキッチンを納品させていただいてから約1年の歳月が経ちました。

東京から長野県軽井沢町に新居を構える際に私どもの「SHAKER KICHEN」を希望され来店されたU様。仕事柄アメリカやイギリスに詳しくキッチンを選ぶ際にもこだわりがあったようです。私どもが代理店をつとめるイギリスの「devol」社のキッチンは以前から知っていたようで思い描いていたキッチンが実現することをとても楽しみにしていてくださいました。

ログハウスに見えないログハウス

U様のご自宅は無垢の木をふんだんに使ったログハウス。ログハウスというと木がたくさんあるイメージがありますが少し濃すぎる感じがします。 そこでU様は白くペイントする事で、洗練されたログハウスを実現。全体の基調が白のため、かえってキッチンや家具の木の色が新鮮にみえます。

外の景色を楽しむ

リビングの奥に位置するダイニングスペース。中央に置かれたテーブルと4脚のチェア。北欧スタイルのチェアは知り合いの作家さんのハンドメイドのチェアで 栗の無垢の木をふんだんに使って作られていました。このダイニングスペースからは、美しい森の風景を見る事ができ、都会では味わえないような贅沢な空間です。

キッチンがメインの生活

広々とした白基調の空間のメインとなる「SHAKER KITCHEN」。ブルーグリーンのシンプルなデザインのキッチンは英国の洗練された雰囲気が漂う家具のような存在。 未だにキッチンを「住器」と考える方が多いなか、U様はキッチンを一つの「家具」として考えてくださいました。全てに無垢材を使い、職人が大切に作ったキッチンは どこか生命力に満ちており、家族の一員のように振舞っているのかもしれません。キッチンに立つことが「義務」ではなく、キッチンに立つことが「趣味」になる。そして料理が楽しくなる。 そんな印象をU様を通して感じる事が出来ました。

デジタルにはしないで

U様のキッチンへのご希望の中で印象深いのは「デジタルにしないで」という言葉。周りを見渡せばデジタルな物に囲まれて生活している私達。確かに便利なのですが何か息苦しさを感じるのはなぜでしょうか?実用性を追うばかりに、デジタルでなくてもいいものまでデジタル化されていく。そんな中でアナログな生活の良さは北欧やヨーロッパの生活を見てみれば分かるかもしれません。

SHAKER KITCHENは、現代的なメカニックや汚れない塗料といったお手入れが要らない機能はついていませんし、メラミンや合板のキッチンのようにピカピカしたものでもありません。そんな「便利」さという点ではかけ離れたキッチンです。しかし一つだけ他のキッチンには負けない事があります。それは「温もり」です。不便かもしれませんがこの温もり感はやはり他のキッチンでは出せないのです。温もりある場所に人は集まります。そして自然とキッチンに立つ回数が増え料理が楽しくなってきます。

アナログ的な生活が人と人を結び知恵をはぐくみ、生活を豊かにしていく。SHAKER KITCHENも家族の一員として成長していくのです。

軽井沢をあとにして

今回一年ぶりにキッチンに再会したわけですが、傷や汚れも少なく大切に使っていただいてる事にとても感動しました。
他の工業製品的なキッチンではなく、私どものキッチンは生き物です。
工場で職人の手により生み出されたキッチンは塗装職人の手によりドレスアップされ、お客様のご自宅に嫁いで行きます。そんなキッチンとの再会は本当に本当に感慨深いものがあります。U様ならきっと大切につかっていただける、そしてまたキッチンの成長を見に訪れよう。そんな思いを胸に軽井沢をあとにしました。
頬にあたる秋の冷たい風が、キッチンとの別れを寂しく感じさせる思い出深い一日でした。